マンガ・小説
ひと昔前に別ペンネームで活動していた頃の作品です。
ここでの登場人物が一部キャラクターを引き継ぎ、スターシステムの形で
後の作品に登場することもあるため、多くの意味で『原点』と言える作品群でしょう。
CHAOS!!
森で一軒たたずまいを見せる魔法の薬屋さん。
家主の姉弟はここ数日、夜な夜な発生する奇妙な現象に悩まされていた。
ちょうど同じ頃、近くの街でも同様の現象が……
短編コミック / 2001年?制作
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THE BLUE GEMSTONE
「私はただ、みんなに幸せに生きてほしいだけ!」
"力"に運命を翻弄される聖職者ふたり。そんな彼女たちの数年間の軌跡。
長編小説 / 2004~2007年制作 / ラグナロクオンライン二次創作作品
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福音は終わらない
狂信者ルフィ。彼女を救ったソフィア。
ふたりが織りなす7日間。
彼女たちは何を成し遂げ、何を残すのか。
中編コミック / 1999~2003年制作
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私の蘇生術
死の淵の人間を100%の確率で救う方法とは……。
短編コミック / 2003年制作 / テックウィン・コンテストパーク銅賞受賞作
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羽根の降る丘
少女が出会ったのは願いを叶える天使。
叶えられた願いと、そこにある意図は?
短編コミック / 2003年制作 / テックウィン・コンテストパーク銅賞受賞作
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旋律
少女が見つけたのは亡き両親の記録。
そこには若く仲睦まじかった二人の生きた痕跡があった。
少女は彼等の心象を探るべく接近を試みる……
短編コミック / 2001年制作 / 初制作の同人誌
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童話の泉
むかしむかしあるところに、しがないこそどろたちがおりました。
こそどろたちはぬすみにせいこうし、もりににげこみましたが……
短編コミック / 1999年制作 / 初制作のWEBコミック
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イラスト
かつてサイトやツイッター上で公開していたイラスト集です。
お絵かき作例 1
タロットカードの制作過程動画。2008年の制作時に記録していたものです。
使用ソフトはPhotoshopCS3。タブレットはBamboo初代でした。
Making of Tarot : The Emperor-
Making of Tarot : The Hierophant-
Making of Tarot : The Strength-
Making of Tarot : The Temperance-
Making of Tarot : The Tower-
お絵かき作例 2
2010年頃に主流にしていた描き方です。
使用ソフトはPhotoshopCS3。タブレットはBamboo初代でした。
1: 新規作成~ラフ描画
カンバスサイズは最終出力時の縦横2倍px、
そこに作業用ハミ出し領域として上下左右プラス100~200pxほど拡張した値で新規作成します。
(例:完成時800*600px予定なら1800*1400pxで新規作成)
大きめのサイズで作って細かな部分を描けるようにし、
完成時に適切なサイズに縮小した画像を出力する流れです。
ざっくり作っちゃう時は縦横を完成時の原寸にして進める場合も。
そこにラフをタブレットで直接描いていきます。
昔はラフ用だけで10レイヤーくらい作ってましたが、この頃は各人物用・背景用くらいで済ませてます。
各オブジェを描いては移動・拡大縮小・角度調整と繰り返し、いい感じになるよう配置していきます。
あまり細かい描写はしません。人物の表情なども、いきなりの清書で描く場合が多々あります。
ラフで重視しているのは大まかなイメージと配置バランス。
細かな部分は清書段階で描きながら決めていきます。
2: ベース描画
ラフに合わせ、下地を描きます。
各パーツごとにレイヤーを割り当て、色を塗り置く感じで進めます。
ここではほとんどを『塗り』だけで描いています。
線画が入っているように見えますが、これは線画を描いているわけではありません。
塗った領域の輪郭部分に輪郭線ができるよう、レイヤースタイルを設定することで表現しています。
人物の表情など以外の『閉じた線』は、すべてレイヤースタイルによる輪郭線です。
ここでの線の色は H:0 S:0% B:30% 。
輪郭線を入れたい全レイヤーにこのスタイルを適用します。
線の太さやタイプを決める「エレメント」や「画質」は、解像度によって適切な値が変わってきます。
この作例はカンバスサイズをWEB掲載時の原寸(つまり低解像度)で作っているので、
エレメントサイズが低めです。
3: 陰影描画
影を入れていきます。
オブジェひとまとまりごとに新しく影用レイヤーを作り、下地に合わせて塗っていきます。
色は真っ黒で、透明度だけ雰囲気に合わせて調整します。
この作例では透明度80%の『影』だけを描いていますが、
透明度20%ほどの薄くぼやけた『陰』を合わせて描く場合もあります。
4: 光描画
光を発しているものを描いていきます。
この作例では、青空に赤グラデーションレイヤーと黄グラデーションレイヤーを
描画モード「スクリーン」で重ね、
太陽とレンズフレアを6枚のレイヤーで最前面側に重ねて、日の出を表現しています。
5: 調整~仕上げ
絵に合わせ、細かな調整をほどこします。この作例では以下の通り。
・人物が明るくなるように、人物の複製レイヤーを描画モード「スクリーン」不透明度50%で重ねた。
・背景オブジェを少しだけぼかした。
ここではやってませんが、昔からよくやる調整として『全体の彩度を下げる』というものがあります。
最前面レイヤーを真っ黒に塗りつぶし、レイヤーの描画モードを「彩度」に変え、
不透明度を20~30%くらいに下げると、
色ごとの彩度の格差が小さくなった、まとまりのある落ち着いた雰囲気の絵ができます。
2005年頃の描き方のラストがそうですね。
最後にテキストを入れるなど仕上げを施し、目的の大きさに縮小した画像を出力し、完成です。
お絵かき作例 3
2005年頃に主流にしていた描き方です。
使用ソフトはPhotoshop7.0。タブレットはFAVOのちっこいのでした。
1: ラフ
WEB掲載時の倍サイズ(300*300px掲載なら600*600px)で新規作成。
タブレットでぐりぐり描いていきます。
オブジェごとにサイズや角度の微修正が利くよう、各個に新規レイヤーを作成。
この時点でレイヤー数が10を超える事も。
2: 線画
細いブラシで清書していきます。ブラシはデフォルトのものを使いますが、
バックの色となじませるために色やレイヤーの描画モードをいろいろいじっています。
線画をとらず着色だけで作ってしまうオブジェもあります。
3: 着色
色調整のために塗りなおしを頻繁に行なうので、
レイヤーは1オブジェクトごとに…というより1色ごとに。
キャラ一人の上着だけでベース・模様・裏地・ボタンetcと盛りだくさんになる場合も。さらに……
4: 陰影
各着色レイヤーごとに新規レイヤーを作りグループ化。
こうして陰影は着色レイヤー単位で塗っていきます(透明度が入った輪郭部もキレイに塗れるため)。
絵によってはここで総レイヤー数は100近くになります。
5: 効果
あとは満足いくまで「光」や「空気」を描きます。
ハレーション、照り返し、薄闇、夕照り、霧、etcetc...
レイヤーの描画モードやスタイルをいろいろいじり、コレ!と思えるパラメータを探していきます。
6: 仕上げ
テキストなどを入れ、最後に全体の彩度を調整。
レイヤーを統合、WEB掲載用のサイズに解像度縮小、JPEG画像を出力。
これにて完成です。